なぜなぜ?カフェイン

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「カフェイン」ってよく聞くけど一体何?
コーヒーとか、お茶に入っている成分だと思うのだけれども…。
そうです。毎日のように接しているカフェインですが、良い効果もあれば悪い効果も存在しています。
多量に摂取すると、最悪の事態を生みかねませんので、この機会にカフェインについて勉強してみましょうね!

ℚ1 カフェインってなに?

もともとは、コーヒーから抽出された眠気覚まし成分です。
コーヒー(Coffee、Cafe)とカフェイン(caffeine)はよく似た名前だと思った人は多いはず。
それもそのはず、カフェインの名前の由来はCoffee+in(コーヒーの中に入っている)と言う事からなのです。
そもそもコーヒーに眠気覚まし作用があることは、昔から知られていた事で、その薬理成分としてのカフェインは、1819年にドイツで分析学者のルンゲがコーヒーから単離したそうです。

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ルンゲにカフェインの単離を勧めたのは、あの文豪ゲーテだったとか(^^♪

ℚ2 カフェインの効果って?

皆さんの良く知っている言葉に置き換えれば「ファイト一発!」効果が期待できるという事。
カフェインには、倦怠感を吹き飛ばし、目をパッチリさまさせる(中枢神経興奮作用)や、筋肉の働きを増強させ、心臓の収縮力を高め(強心作用)、呼吸をしやすくする(気管支拡張作用)といろいろな作用があります。
カフェインは、これら作用の為に昔はスポーツ選手がドーピングに使用したりしたそうですね。
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現在カフェインはIOCJOCの禁止薬物リストから除外されているので、検出されてもドーピングにはなりませんよ!

ℚ3 何に入っているの?

ドラッグストアで販売されている製品では、ドリンク剤、かぜ薬等様々な製品に配合されています。
身近なところでは、コーヒー、紅茶、お茶等に入っています。
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飲料に入っているカフェイン量は、飲料の豆や茶葉の種類、状態、淹れ方により大きく変化する事があるので目安としてください。

食品中のカフェイン濃度  
食品名カフェイン濃度備考
カフェインを多く添加した清涼飲料水32 ~300 mg/100 mL製品によって、カフェイン濃度、内容量が異なる。
インスタントコーヒー(顆粒製品)1杯当たり80 mg2 g使用した場合
コーヒー(浸出液)60 mg/100 mL浸出法:コーヒー粉末10 g、熱湯150 mL
紅茶(浸出液)30 mg/100 mL浸出法:茶5 g、熱湯360 mL、1.5~4 分
せん茶(浸出液)20 mg/100 mL浸出法:茶10 g、90℃430 mL、1 分
ほうじ茶(浸出液)20 mg/100 mL浸出法:茶15 g、90℃650 mL、0.5 分
ウーロン茶(浸出液)20 mg/100 mL浸出法:茶15 g、90℃650 mL、0.5 分
玄米茶(浸出液)10 mg/100 mL浸出法:茶15 g、90℃650 mL、0.5 分
厚生労働省資料参照

ℚ3 どのくらい作用が続くの?

カフェインは飲んでから約1時間以内に血中濃度がピークとなり、3~7時間後に半分程度になります。
このことから、半日位は効果が持続すると思われます。
しかしカフェイン類の代謝や効き方は個人差が大きいので、実感して判断する事がい一番かもしれませんね。

ℚ4 どのくらい摂っても良いの?

カフェインは摂りすぎると、人によっては気持ちが悪くなったり、ふるえ、不整脈、めまい、不眠
不安、最悪は死に繋がってしまいます。
日本では1日当たりのカフェイン摂取量を、WHOよりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。
栄養ドリンク剤1本で50㎎、コーヒーで約60㎎含まれていますので、意識する事が重要です。
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コーヒーブレイクはホドホドにしましょうね!

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