日本人って長寿なの?

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日本人は「長命」ですが「長寿」ではない⁉

「えっ!日本人の平均寿命は世界で1番じゃなかった?」と思った方、それは正解です。
でもそれは平均寿命であり、「長寿」ではないと管理人は考えています。

説明しよう!
まずは世界の寿命統計から!

WHOが発表した、2021年度版世界保健統計によると、平均寿命が最も高い国は
1位日本で全体84.3歳 2位スイス83.4歳 3位韓国83.3歳 4位シンガポール83.2歳で
2位以下とは1歳以上の差があります。

世界全体の平均寿命は73.3歳。 そのうち男性が70.8歳、女性が75.9歳となっており、女性の方が寿命が長いですね!

ヨーロッパの国々が平均寿命上位に位置しており、平均寿命が80歳を超えている国は31か国です。
平均寿命が最も低い国はソレトで50.7歳。(統計データが存在している中での比較)
(無知なあたしは初めて知った国です…)

男女別では男性1位スイスが81.8歳 女性1位が日本で86.9歳となっていますよ。
男女とも世界一平均寿命が高いと思っていませんでしたか?
WHO2019DATE 世界人口白書(国連人口基金)(UNFPA)

・本統計はWHO加盟国194の国及び地域を対象としています。
・2019年時点のデータを基にしています。

「健康で元気な生活を送りながら年齢を重ねる」事が重要です。

QOL(クオリティ オブ ライフ)「人生の質」「生活の質」の満足があってこそ、

本当の「長寿」と言えるのではないでしょうか⁉


老人ホームで亡くなった65歳以上の方の約4割が、死亡時に「ボケていた」そうです
また、その半数が脳梗塞であり、血管が詰まってしまい、脳に空洞が出来ていた状態だったそうです。
こんな状態で長生きしても、全然楽しくないし、家族も大変ですよね…。
これでは「長寿」とは言えないと思いませんか?
脳出血、狭心症、心不全で寝たきりの多い高齢者も多く、もしかしたらこのような状態が平均寿命を
あげているのかもしれません。
こうした成人病の多くが、高血圧が原因!
食塩の摂取、食生活をいま一度見直しましょうね。

タウリンと長寿の関係

ここでは、タウリンと長寿の関係についてお話しますね!

タウリン❓  何でタウリンなの❓

他のサイトでは、食事、生活スタイル、運動とかの記事が多いのですが…。

 タウリンに関しての記事は多くはないよね!
 他記事と合わせて勉強する事が大切だと思うから、お時間のある人は読んでみてね。
 タウリンに関しては、京都大学名誉教授の家森幸男さんと、リポビタンDでおなじみの大正製薬が盛んに研究をしているようですね。
 ここからの記事は、研究者のデータも参照させておりますのでご承知おきくださいね!
身近なところでは、リポビタンD、チオビタ、エスカップ等のドリンク剤に配合されてますよ。

 世界各国の食生活をと成人病の研究から、タウリンを多く摂取する程、脳卒中や心筋梗塞になる人が少ない事がわかっています。
 タウリンの多い食事は、成人病の原因となる高血圧や心筋梗塞、動脈硬化を防ぐ事が明らかにされ
 日頃の食生活に於いて、タウリンを意識する事も大切ではないでしょうか。
 

そもそもタウリンって何?

 アミノエチルスルホン酸と言うもので、タンパク質が分解される過程でできるアミノ酸に似た物質です。
 魚介類やタコ、イカなどの軟体動物に多く含まれ消化管内でコレステロールの吸収を抑える働きなどがあります。
 
 人間の体重の約0.1%にタウリンがあると言われており、特に心臓・肺・肝臓・脳・骨などの、
 様々な重要な臓器や組織に広く含まれており、生命の維持に必要な成分なのです。

 タウリンは胆汁酸と結びつくことで、コレステロールを消費してコレステロールを減らし、心臓・肝臓機能を高め
 視力の回復、インスリンの分泌促進高血圧の予防など様々な効果が有ると言われていいます。

 母乳の中にも多く含まれており、乳児の発達に非常に大きな影響を与えているんですよ!
 だから粉ミルク成分の中に、必ず入っているんです!

 体内でもつくり出す事は出来ますが、必要量には足りないため、積極的に食品から取り入れる必要があります。
 厚生労働省資料参照

食塩は何故血圧をあげるのか?

 食塩は体内でナトリウムと塩素に分かれますが、このナトリウムが血圧上昇を引き起こします。
 正常な細胞はカリウムが多く、ナトリウムが少ない状態。
 細胞膜の働きで、このバランスが保たれているのですが、食塩摂取が増加するとバランスが崩れ
 細胞内のカリウムを追い出してしまうのですね。
 細胞内にたまったナトリウムは水を引きよせ細胞を大きくするのですが、
 これが血管で起こると血管壁が厚くなってしまうのです。
 血管壁がたった10%厚くなるだけで、血圧は1.5倍に跳ね上がると言われており、
 通常100程度の血圧が150に上がってしまうとは、う~んビックリですよね!

ラットの実験では…

 脳卒中状態のラットのエサに、1%の食塩を混ぜただけで約90日で死亡するが、
 エサにマグネシウム、カリウム、食物繊維、アミノ酸等を加えると血圧の上昇が抑えられ、
 約4.5倍長生きするとの研究結果がありました。
 アミノ酸の中でも、特にタウリンを与えたラットの65%が脳卒中を起こさず天寿を
 全うしたしたことからも、タウリン摂取と脳卒中の関係性から予防する事が出来ると考える事ができます。

タウリンはなぜ血圧の上昇抑えるのか(ナトリウム編)

タウリンはなぜ血圧の上昇抑えるのか(ナトリウム編)
腎臓中のタウリンは、ナトリウムを尿中に排出する素晴らしい働きをします。
タウリンが不足すると、せっかく腎臓まで運ばれたナトリウムも逆戻りしてしまいます。
また、血液にのって身体の中をまわりだすから始末が悪いですよね!
タウリンを十分に摂取していれば、腎臓のタウリンも豊富になり、
過剰なナトリムをどんどん尿中に排出してくれ、血圧を下げると言う事ですね。

タウリンはなぜ血圧の上昇抑えるのか(コレステロール編)

 コレステロールが血管にたまると、血液の流れを悪くしてしまいます。
タウリンは、肝臓の働きを高めて胆汁酸分泌を促進する働きがあります。
即ち、胆汁はコレステロールの運び屋と考える事ができます。
つまり、タウリンは胆汁を増やす事で血中のコレステロールを少なくしてくれ、
動脈硬化を予防、治療数する事が出来ると言えますね!

タウリンはなぜ血圧の上昇を抑えるのか(ストレス変)

ストレスを受けると副腎からホルモンの一種、カテコールアミンが分泌されます。
心臓の働きを高め、闘争心をかきたてる成分なのですが、
血管を収縮させる事から、 いつも分泌されていては身体が持ちませんよね!
脳卒中のラットは、少しのストレスでも過剰に反応し カテコールアミンが分泌されるそうですが
タウリンをを与えると分泌が少なくなり、血管の収縮が抑えられるそうです。
タウリンはストレスに強くなり、血圧の上昇を抑えてくれると言う事ですね!

マサイ族は高血圧にならない⁉ オモシロ記事

知ってましたか❓
マサイ族は高血圧にならないって事…!
食塩摂取量が世界で1番少ないと言われており、その摂取量はなんと2.0g/日との事。
そのうえ、タウリンをはじめとする含有アミノ酸がタップリ入った良質なミルクを
毎日3L以上飲んでいる事から、成人病の引き金となる高血圧を予防していると言われていますよ。

砂漠の遊牧民は何故短命なのか?

タクマラン砂漠のアルタイという町に住む遊牧民の多くは、40歳代で心筋梗塞、
50歳代で脳卒中を発症しているそうです。
畑を持たない遊牧民の中には、野菜や果物をほとんど食べる事なく砂漠ではタウリンを豊富に含む
新鮮な魚介類を食べる事も出来ません。
反面、脂肪や食塩をとても多く摂っており、バター茶、塩茶は日常茶飯事だそうですね・
短命なのもうなずけますよね。

同じ中国でも、広州よりもチベットに脳卒中が多いってホント?

研究者によると、タウリンの摂取量が全く違うとの事。
チベットでは宗教上鳥葬・水葬を行っており、このラマ教の習慣上一切鳥や魚を口にしないそうです。
一方広州では、東シナ海の新鮮な魚介類を毎日食べており、50歳代の平均血圧は上が100、下が63との事。
日本人と比較すると、小学校4年生とほぼ同じとの事です。
この事からも、タウリンが血圧を抑え脳卒中を予防する事を広州も方々が教えてくれていると思いませんか⁈

同じ日本人でも、ブラジルに移民した方々は17年も短命…

日本人のように手軽に魚介類を口にする事の出来ないブラジルでは、牛肉が動物性タンパク質の摂取手段。
牛肉が中心となると、コレステロールも高くなり、尿中タウリンも少なくて当然です。
現代では2~3世と状況が変化しているでしょうが、移民した日本人と、日本在住者とを比較すると、
17年との大きな差を考えると、食生活の大切さを実感する事が出来るのではないでしょうか。

まとめ

皆さん「日本人は世界一長寿だから健康だ」って、何となく誤解している事がわかりませんでした?管理人の感覚では、日本人の平均寿命は少しづつ低くなってくると考えています。食生活の欧米化、ストレスの増加、社会環境の変化等身の回りには原因要素が多数存在しています。そもそも新生児の死亡率が低い事も、平均寿命引き上げに繋がっていますからね。
自身の生活環境を見直して、健康寿命を高めていきましょうね!

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