新型コロナウイルス感染症の正しい知識

感染症

感染経路

これまで主な感染経路は、感染した人のくしゃみや咳、唾液なんどのしぶきを介してうつる飛沫感染、ウイルスが付着した場所に触れる事により、触ったてから粘膜に(口、鼻、目)を通じてうつる接触感染とされていました。
これに加えて注意したいのが、マイクロ飛沫感染です。マイクロ飛沫は咳などの飛沫よりも小さな微粒子で、より長い時間空気中を漂うために、換気が悪い空間などでより吸い込みやすく、感染リスクが高まると考えられています。

厚生労働省資料より引用

感染力

発症前にも強い感染力があります。
新型コロナウイルス感染症は、症状が出る1~2日前から排出するウイルス量が多くなり、感染力が強くなる事がわかってきました。
若いから大丈夫」「症状はでていないから」「熱も出ていないし」と安易に考えるのではなく、症状の有無に関わらずマスク着用などの対策を行う事が重要なのです。
症状が全くない人からも、感染する可能性は指摘されてお入り、その詳細については現在研究が進められているようですね。

検査方法

診断には抗原検査またはPCR検査
新型コロナウイルス感染症の診断には、抗原検査かPCR検査が実施されています。
ただし、抗原検査はウイルス量が少ないと陰性になってしまうので、発症後2~9日であれば診断可能と言われています。
発症日と、10日以上の場合にはPCR検査が実施されますので、ドクターに状況を正確に伝える事が重要となってきます。
抗原検査と抗体検査は間違えがち。
抗体検査は過去の感染を調べるものなので、たとえ陽性でも現在の感染状況を判断する事は出来ませんからね!
またPCR検査は精度が高いと言え、100%ではない事を理解し、たとえ陰性であっても油断せずに十分な対策を行う事が重要と言えます。

厚生労働省資料より引用

症状と経過対策

8割は軽症で済む。
高齢者は重症化の恐れ。

発症すると、せきや発熱などのかぜに似た症状が長引く事が特徴で、味覚・嗅覚障害を発症するかたもいます。
発症しても8割は軽症のまま症状が治まりますが、ウイルスが消えた後も長期間だるさ、息苦しさ、関節痛等の症状が続く場合がある事がわかっています。
中等症、重症と症状が進んでしまうひとでは、肺炎、血液や血管に関わる障害、脳梗塞等多くの症状が報告されています。
特に高齢者や持病のあるひとは、重症化のリスクが高い事を理解した日常生活を心がけましょう。

感染リスク

3蜜が危険なのは理解できますが、1つの蜜でも感染リスクあり
➀換気が悪い密閉された空間
②多くの人が集まる密集空間、密集場所
③近距離で会話等の発声をする場面・場所

これらが感染リスクが高まる場所と言う事はわかっています。
新型コロナウイルスは、症状が出ていなくても、通常の会話に於いても唾液を介して感染する可能性があり、3蜜以外でも感染する事がある事を十分に理解したうえで、感染予防対策を実施しましょう!

接触感染にも注意

飛沫感染以外にも、接触感染に注意する事
厚労省によると、人は1時間に約23回「無意識に」顔を触っているそうです。
そのうち、「目、鼻、口」等の粘膜が44%をしめており、いくらマスクをしていても
粘膜から感染してしまうのです。
その為にも、それぞれの場面での手洗いしっかりと行いましょう。

厚生労働省資料より引用

まとめ

自分自身で感染症対策を意識する事が重要
最近は外出される方が非常に増えてきましたよね。(2021年5月1日現在)
感染症に対しての正確な情報・知識と、正確な判断が出来る人は自身の判断で行動すれば良いと思いますが、そうでない場合には、多くの人を悲しませる事に繋がるリスクが大きく高まります。
このブログをご覧の皆さんも、当ブログ内容を鵜呑みにせず、自身で厚生労働省などの情報を判断し、鎧を身に着けて行きましょうね!

次回のブログでお会いしましょう!

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